令和4年度 受賞者の発表!
令和5年2月4日に、令和4年度 ふるさとのいのちをつなぐ生物多様性こうちプラン大賞公開選考会を実施しました。
奨励賞(1組)

『藻場の再生と再生された藻場の海藻を活用した産業振興による持続可能な里海づくり』
東洋町ブルーカーボンイノベーション研究会
公開選考会
令和4年12月3日(土)、「令和4年度 ふるさとのいのちをつなぐ生物多様性こうちプラン大賞」交流会・一次選考会を開催しました。
9組の団体・個人が参加し、生物多様性の保全と「生物多様性こうち戦略」の推進に資する取り組みをポスターにして展示・発表しました。
全応募者の中から、選考委員会により、「優秀賞」4組と「奨励賞」1組を選考しました。「優秀賞」に選ばれた方々は、2月4日(土)に開催する最終選考会でプレゼンテーションを行い、「大賞」1組が選ばれます。
交流会・一次選考会の詳しい様子はこちら >
- 公開選考会日時
- 令和5年2月4日(土)13:30~16:00(開場12:30)
- 会場
- 高知県立塩見記念青少年プラザ5階(高知市小津町6-4)
※公共交通でお越しください
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令和4年度 ふるさとのいのちをつなぐ生物多様性こうちプラン大賞交流会
令和4年12月3日(土)、「令和4年度 ふるさとのいのちをつなぐ生物多様性こうちプラン大賞」交流会・一次選考会を、高知市の高知県立ふくし交流プラザで開催しました。
交流会には、9組の団体・個人が参加し、生物多様性の保全と「生物多様性こうち戦略」の推進に資する取り組みをポスターにして展示・発表しました。また、全応募者の中から、選考委員会により、「優秀賞」4組と「奨励賞」1組を選考しました。「優秀賞」に選ばれた方々は、2月4日(土)に開催する最終選考会でプレゼンテーションを行い、「大賞」1組が選ばれます。
選考結果(一次選考)
優秀賞(4組)
・四万十川大人塾(公益財団法人四万十川財団)
・防災植物ってなあに?(日本防災植物協会)
・ジンデ池の生物多様性を未来につなぐ保全活動(ジンデ池生物研究所)
・海来(松尾拓哉)
※令和5年2月4日(土)に開催する最終選考会において、優秀賞4組の中から
大賞1組が選ばれます。
奨励賞(1組)
・藻場の再生と再生された藻場の海藻を活用した産業振興による持続可能な里海づくり(東洋町ブルーカーボンイノベーション研究会)
『ジンデ池の生物多様性を未来につなぐ保全活動』
ジンデ池生物研究所(須崎市)
2021年発足。須崎市安和地区にあるジンデ池の環境・生物多様性を守るために、月一回程度の生物調査とジンデ池やその周りの環境の保全活動を行っている。2019年から所長の植村が個人で行ってきた調査も含め、2022年で4年目。生物の総確認種数は4年間で114種。研究所員は、小中高校生を中心に専門家も含めた12名で構成(2022年10月現在)。研究所の活動や生物多様性の大切さを地元の方々に伝えるためにセミナーや懇談会を年1回程度行っている。また、高知県民主教育研究所の視察や令和3年度生物多様性こうちプラン大賞などに参加し、活動をたくさんの方々に紹介している。今年夏には、環境教育の場としての活用の一環として子どもを対象とした虫取りゲームを行った。
『海来』
松尾 拓哉(室戸市)
大阪出身。幼いころから室戸の海に魅せられ、室戸に「深海の水族館」を作りたいとの夢をもち、関東、近畿の水族館で飼育員として、サメや深海生物等の生物の飼育、移動水族館等の運営に携わった後、室戸市へ移住。深海漁師を生業にしながら、全国の水族館へ深海生物を供給する、また室戸の海を舞台に体験プログラムなどをおこない「イッテQ」などのTVにも出演し室戸の魅力や海の面白さを発信している。近年の調査で未記載種などの生物が多く見つかっている、水中ドローンなども利用し2020年の調査では四国初記録種が10個体見つかる調査などもおこなっている。
奨励賞
『藻場の再生と再生された藻場の海藻を活用した産業振興による持続可能な里海づくり』
東洋町ブルーカーボンイノベーション研究会(東洋町)
現在、国の交付金事業を活用して甲浦湾周辺の磯焼けした海域で漁業者を中心に藻場の再生活動を実施している。この活動によって再生した藻場の海藻をブルーカーボンと呼ばれる視点から地域の事業者や団体に活用して利益を上げてもらう。これらの事業者や団体の協働により、利益の一部を藻場の保全再生活動に還元することにより、交付金や補助金に頼らない持続可能な地域の産業変革をもたらすことを目的にしている。
選考委員
石川 愼吾
高知大学名誉教授、生物多様性こうち戦略策定委員長
岩内 史子
生活協同組合コープ自然派しこく 理事
川崎 弘佳
高知大学教育学部 非常勤講師
佐久間 雄一郎
株式会社四国銀行 地域振興部
武藤 信之
高知県林業振興・環境部 副部長
野並 良寛
株式会社クリケット 代表取締役、「季刊高知」編集長