■提 出 先 環境省中国四国地方環境事務所野生生物課
■募集期間 令和元年11月29日から令和2年1月6日
四国では、かつて四国山地を中心にツキノワグマが広く分布していましたが、
高い捕獲圧や各種の開発により、生息数が急激に減少してしまいました。
1980年代後半からツキノワグマの狩猟禁止措置がとられたほか、主要な生息地の
確保として国指定剣山山系鳥獣保護区や四国山地緑の回廊が指定されましたが、
現在に至るまでツキノワグマ個体群の回復はみられていません。
近年の調査によると生息数はわずか16-24個体と推測されることから、現状を
放置すれば近い将来に絶滅する危険性が極めて高いことが危惧されています。
そこで、県や市町村をまたいで広域的に移動・分布するツキノワグマの適切な
保護に取り組む目的で、関係機関から構成される「ツキノワグマ四国個体群の
保全に係る広域協議会」を2017年度に設置しました。
本協議会において、四国地域ツキノワグマ個体群保護の今後の方向性を示すもの
として、ツキノワグマ地域個体群広域保護指針を策定することとしています。
本指針について、広くご意見を募集します。
詳しくは下記リンクから環境省中国四国地方環境事務所のホームページを
ご覧ください。
■意見公募 ツキノワグマ四国地域個体群広域保護指針(案)について
http://chushikoku.env.go.jp/wildlife/post_22.html