令和5年度ふるさとのいのちをつなぐ 生物多様性こうちプラン大賞

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令和5年12月2日に、令和5年度 ふるさとのいのちをつなぐ生物多様性こうちプラン大賞交流会を開催しました。
交流会では、県内各地から応募した10組の団体がそれぞれの活動をまとめたポスター等を展示して発表し、選考委員会により大賞4組と奨励賞1組が選ばれました。
また、ポスター発表の前には、高知大学1年生の饗場空璃(あいば そらり)さんによるトークショー「魚を探して獲って研究する」を行い、饗場さんが取り組んでいる魚類研究に関する貴重なお話を聞き、来場者と交流しました。

令和5年度こうちプラン大賞

令和5年度ふるさとのいのちをつなぐ 生物多様性こうちプラン大賞

「広めたで賞」

『ぼうさい植物しっちょう?』
日本防災植物協会(四万十市)
山野に自生する植物の中から、災害時、食糧難になっても、毒がなく簡単に食べられる植物を『ぼうさい植物』と名付け、体験イベント「ぼうさい植物教室」を定期的に開催しています。「“ぼうさい植物”を通じて、身近な自然の楽しさを知り、生物多様性や環境に興味をもってほしい」という思いで活動をし、月1回、ビーガンの方にも対応できる「ボウサイショクブツカフェ」を営業し、情報発信も行っています。 また、「高知の豊かな自然を発信し、自然に興味のある県内外の人ともっと繋がる」ために、ウエブサイトの開設やオリジナルグッズ(手ぬぐい)の開発、県外での「出張ぼうさい植物教室」も予定しており、交流・関係人口を増やし、高知県の活性化につなげていきたい、と思っています。
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「つなげたで賞」

『神池 里山がっこう』
香美市役所定住推進課(香美市)
香美市物部町の神山集落(24世帯、標高約400m)で、親子を対象に「里山がっこう(全4回)」を開催しています。里山の田んぼで、田植え(第1回)から生きものの観察(第2回)、収穫(第3回)、餅つき(第4回)までを実施し、季節に応じた作業とその場所にすむ生きものにもスポットをあてて、自然のサイクルや生態系のつながりを学んでいます。また、地域の人からは、その地域の食文化も含めた伝統的な知恵も教えてもらっています。スタッフとして、高知工科大学の学生も参加しており、集落、行政、大学が連携して取り組みを継続しています。参加者はリピーターが多く、交流人口や関係人口の獲得や地域文化の継承にもつながっています。
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「活かせるで賞」

『里山保全で持続可能なまちづくり〜こども・わかものの躍進〜』
久重youth(高知市)
これまで地域の大人から里山遊びや保全について教わり、地域の有用植物を活用した防災食の料理をしたり生息するホタルの生態を学んだりと、自分たちでできる保全活動を実践するなかで久重地域の魅力を発見し、体験から感じた里山の魅力を地域内外へ発信してきました。そして、大人たちとともに久重地域の未来について話す楽しさを感じ、「もっと久重のまちづくりに関わりたい!」と、わかもの部会『久重youth』を発足しました。 部会では、「地域の山にあそび場をつくろう!」と、地域の人の協力や高知工業高校建築科の高校生とコラボで、小屋を完成させました。
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「つなげたで賞」

『水と森は、ひとつに「一般財団法人もりとみず基金」の設立』
土佐町(土佐町)
「四国の水がめ」早明浦ダムを介して、水源地(土佐町・本山町)と利水地(香川県高松市)が協働し、水源地の“持続可能な山づくり”と、利水地の“持続可能な水循環の形成”の同時実現を目指す取り組みを行うため、「一般財団法人もりとみず基金」の設立を行います。 山林は、物質生産(林業)に留まらない多様な役割を果たしています。水源涵養や炭素吸収といった環境サービス(フロー)を持続可能なものとしていくために、生物多様性に代表される自然資本それ自体(ストック)が持続必要であると考え、本財団で、これらに繋がる資金循環の仕組みとなる「地域循環共生圏」の構築を目指しています。
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奨励賞

『−高知の豊かな自然環境を楽しみ,学び,伝える−高知大学同好会いきものや』
いきものや(高知市)
学生たちで行う生きもの観察会・調査や博物館と連携した標本作製を通して高知の豊かな自然環境を楽しむ、今年4月に発足した高知大学の同好会です。 環境問題は、様々な要因があり、多くはお互いが繋がっているため、地域だけでなく、世界中の人々が協力して保全活動を行う必要があります。そのことを多くの人々に知ってもらうために、「伝える」ことを大切にしています。 自分たちの活動での学びを後世に「伝える」ことで、自然環境や生物多様性の保全につなげていきます。
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選考委員

石川 愼吾
高知大学名誉教授、生物多様性こうち戦略策定委員長

岩内 史子
生活協同組合コープ自然派しこく 顧問

川崎 弘佳
高知大学教育学部 非常勤講師

新名 阿津子
高知大学教育研究部 人文社会科学部人文科学コース 
歴史・地理学プログラム 講師

野並 良寛
株式会社クリケット 代表取締役、「季刊高知」編集人

松井 宣夫
高知県林業振興・環境部 自然共生課長

募集

◆ 応募方法:ホームページの応募フォームまたは所定の応募用紙に必要事項を記入し、
 メールか FAX、郵便で事務局へ送付又は持参
◆ 応募期間:令和 5 年 10 月 1 日(日)〜11月15日(水)
◆ 応募数:10 件
◆ 応募対象者:高知県内で生物多様性の保全と持続可能な利用に資する取り組みを行う個人、
 団体、学校、事業者、市町村等
◆ 選考基準
(1)波及性→優れた活動事例として、他のモデルとなるようなもの
(2)共感性→活動を応援したり、紹介したり、また、参加したくなるようなもの
(3)創造性→生物や生態系のことを考え、活動内容に創意工夫があるもの
(4)地域性→地域の課題に対応し公共に資するもの、高知らしいもの
(5)協働性→連携・協働、ネットワーク化などを志向したもの
(6)将来性→活動の継続性や発展性が期待されるもの
◆ 表彰の種類
・大 賞(4組) 賞状、副賞3万円(又は相当品)
・奨励賞(1組) 賞状、記念品

>>令和5年度募集要項(PDF)

選考・表彰

◆「生物多様性こうちプラン大賞交流会」への参加
 応募者がそれぞれの取り組みをまとめたポスター等を展示し、他の応募者等とコミュニケーションを取りながら活動内容を伝え合う交流会を行いました。
 交流会に参加した全応募者の中から、選考委員により大賞4組、奨励賞1組を選考しました。
 ◇ 日 時:令和 5 年 12 月 2 日(土)11:00〜16:00
 ◇ 会 場:高知市文化プラザかるぽーと 11階 大講義室(高知市九反田2-1)

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