補助金/助成金の獲得事例(3) 高知県シェアリングネイチャー協会

団体紹介

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シェアリングネイチャーは、「自然をともにわかちあう」という考え方に支えられた自然体験活動として、自然を楽しみ、自然と遊び、自然から学ぶ喜びに満たされた生活「シェアリングネイチャーライフ」を人々に広めています。
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使った補助金/助成金

独立行政法人 国立青少年教育振興機構
平成26年度 子どもゆめ基金

未来を担う夢を持った子どもの健全な育成の一層の推進を図ることを目的に、民間団体が実施する特色ある新たな取組や、体験活動等の裾野を広げるような活動を中心に、様々な体験活動や読書活動等への支援を行う。

補助金/助成金を受けて実施した事業の内容

自然を学び、地域の人々とふれあう「自然学校」の実施

高知県シェアリングネイチャー協会では、毎年、高知県内の各地域に出かけ、ネイチャーゲームを活用しながら自然を学び、地域の人々とふれあう「自然学校」を開催しています。
平成26年度は土佐清水市で開催。竜串海洋館で海の生物や環境の変化について学習した後、屋外でネイチャーゲームを実施、貝殻を使った海のキャンドルクラフトを制作しました。

参加者やスタッフに金銭的な負担をかけないために助成金を活用

今回のような泊りがけのツアーでは、交通費や宿泊費が参加者にとって大きな負担になります。講師を依頼すると更にスタッフにも負担がかかります。せめてバス代、講師謝金、スタッフ謝金は出してあげたいと思って助成金に応募しました。
「子どもゆめ基金」における事業費の割合は、当団体の自己資金が約2割〜3割、8割が助成金でした。

補助金/助成金獲得のポイント

申請書の作成には助成元からのアドバイスが役立つ!

「子ども夢基金」の情報は日本シェアリングネイチャー協会から紹介してもらいました。助成金の申請書作りは、事務局の皆さんがそれぞれの仕事の合間にやらなくてはならず大変ですが、助成元からは申請書を書くための丁寧なアドバイスをもらえるので、それがとても助かりました。今後の助成金を受ける時にも応用できて勉強になりました。

補助金/助成金を得たことによる効果など

イベントの実施の際は助成金があるととても助かる

イベントの実施など、スポット的に使うには助成金はものすごく助かります。ただ、事前の下見や打合せのための費用は含まれないことが多いので、計画を進めていく上で苦労します。人的稼働についても支援してくれる助成金があるといいなぁと常々思います。

これから補助金/助成金にチャレンジする団体へ一言

助成元と自分たちの願いがうまくマッチしていることが大切

補助金/助成金に申請するときは、助成元の願いと自分たちの願いがマッチしていることが大切です。予算については、事業費と管理費をきちんと分けておかないといけません。最初はいろいろよくわからないことがあっても、実際に申請書を作成していくうちにわかるようになってきます。

活動の記録をきちんと残す

報告書を書くときに大切なのは、実施状況の写真やビデオ、また、参加者へのアンケートを残しておくことです。特にアンケートは、参加者、参加した子ども、保護者向けというふうに、対象者を細かく設定しておくと後で役立ちます。もし、アンケートをお願いすることで相手に手間をかけてしまうようでしたら、聞き取りがおすすめです。