学習プログラム 詳細情報

所属:氏名 日本ネイチャージャーナルクラブ 小林絵里子
プログラム名 「あなたの宝ものはどれ?」宝探しゲーム
学習のねらい 「ネイチャージャーナル」という手法を使い、植物を観察・記録をすることを通して、自然観察のしかた、役に立つ記録のとり方を学ぶ。
おすすめポイント スケッチ、ことば、数字の「3つの言語」を使って植物を観察し記録します。記録として役立つ情報や書き方について、ゲーム感覚で楽しく学ぶことができます。
活動の分野
学習の方法

プログラムの内容 【導入】挨拶(約5分)
【概要】
2人組になり、それぞれ相手のために宝さがしゲームを作る。講師のデモンストレーションのあと、一人ずつに分かれて記録を行う。時間になったら再び集まり、最初の2人組に戻ってノートを交換する。一人ずつ相手のノートを頼りに記録されている植物を探す。相手に見つけてもらえたら勝ち。
【手順】
1.二人組になる(3分)
二人組
2.アクティビティの説明(5分)
3.デモンストレーション (3分)
4.一人ずつ解散、「自分の植物=宝もの」を決めて記録する。(30分)
観察記録の例
5.集合して2人組に戻る(3分)
6.お互いのノートを交換、どちらが先に探すかを決める
(1,2分)
7.宝さがし(5分)
8.相手を変えて宝探し(5分)
9.集合・ディスカッションタイム(15分)
ディスカッション
10.ディスカッションで気づいた不足情報を現場に戻って自分のノートに追加(5分)
11.共有・質疑応答(10分)
12.終了・あいさつ(3分)
対象者




参加人数 4名〜16名
実施場所 植物の種類が多い公園
実施時期 通年
所要時間 1時間半
使用する機材等 スケッチブックまたはノート、筆記具、観察用具
必要経費 交通費、スケッチブック購入費(必要に応じ)
注意すること 危険な生物には触れないように
参加者の感想など 「絵を使ったアクティビティとして、絵の上手さが重要でないということが参考になりました」(自然観察会リーダー)
「自分自身、絵を描くことに苦手意識があったが楽しめた。うまく伝わったときの「やった!」感はとてもいい感覚だった」(環境教育関東ミーティング分科会参加者)
「うまくできる自信がなかったが、自由に表現していいということで安心して取り組むうち、自信ももらうことができました。同じような体験、気持ちの変化を多くの人に味わってもらいたいと強く感じました」(ビジターセンター職員)
講師から一言 植物の観察を通して、人にも自分にも役立つ観察や記録のしかたを学び、普段の勉強や活動などにも生かしていただければ嬉しいです。