学習プログラム 詳細情報

所属:氏名 はぐくみプロジェクト 畑 早穂子、村越真由加
プログラム名 メダカの飼育教室
学習のねらい メダカを通して、人間が生きものの飼育を行うことで生じる自然への影響を考える。
おすすめポイント 理科の授業で登場し、学校内でもよく飼育されているメダカについて、具体的に知る機会となる。
よく目にするメダカに興味をもてる。
活動の分野
学習の方法

プログラムの内容 1.メダカってどんな魚?<10分>
 日本人との関わり、メダカの種類、同じ仲間はどれ?

2.メダカ雌雄さがしと観察<20分>
 ・雌雄の見分け方
 ・群泳、走流性、深度、体色変化
 ・口の位置、食性
 ・求愛、交尾
 ※卵がある時期でれば、卵も観察する

3.メダカはどんな水槽が好きかな?<20分>
 ワークシートを利用し、水槽レイアウトを描く
 ・水槽の中にどんな物を入れる(どんな環境)が必要か
 ・どうして必要なのかな?
 ・卵をもったメダカがいる場合は?稚魚がいる場合は?

4.まとめ<10分>
 メダカが困っています
 ・日本でメダカが減っている理由(環境悪化、外来種)
 ・飼育してふやしたメダカを放さないで!(理由)
 ・メダカを飼育する目的をはっきりさせよう
  ―どうしてメダカを飼育する、したいのかな?
  ―メダカをふやさないためにはどうしたら良いだろう?
  ―メダカが増えてしまったらどうすれば良いだろう?
対象者

参加人数 約30人
実施場所 小学校、公民館など
実施時期 いつでも
所要時間 約60分
使用する機材等 スライド、PC、モニタ、ワークシート、観察用メダカ(20匹程度)、カダヤシ等水草、メダカのエサ、飼育
必要経費 実施場所に必要物がない場合、購入する費用 100〜150円程度/1人
注意すること シャーレや虫眼鏡を使用する場合、破損やそれに伴うケガ
参加者の感想など 講座終了後、頑張って育てるという声が聞かれ、後日卵が孵化したなど、飼育の様子を報告に来てくれる参加者の姿もありました。
また、各自がメダカのために水槽をデザインするのは、飼育にあたっての意欲が上がるようです。
講師から一言 普段、理科室や教室の隅でひっそりと飼育されているメダカにスポットをあて、メダカそのものとその飼育に興味をもってほしいと思います。