学習プログラム 詳細情報

所属:氏名 はぐくみプロジェクト 畑 早穂子、村越真由加
プログラム名 アサリの解剖
学習のねらい 身近な軟体動物「アサリ」を観察・解剖することで、食材として以外の視点からとらえられるようになる。
アサリ以外の貝やその他の自然食材を、生きものとして興味をもてるようになる。
おすすめポイント いつでも簡単に手に入る素材であり、特別な物品も必要ないので、家庭でも実施できる。
活動の分野
学習の方法

プログラムの内容 1.生きたアサリの観察(10分)
 生きたアサリの様子を観察する

2.アサリを茹でる(5分)
 アサリを回収し、観察しやすいように茹でる。
 (設備やスタッフが整っている場合は、各班で茹でても良い)

3.アサリを観察し、スケッチする(20分)
 殻が開いたアサリをバットに置き、スケッチしながら観察する。

4.アサリの各部位や生態を解説する(15分)
 水管、脚、貝柱等の部位と、それらにまつわる生態、食性、土壌改良作用等を解説する。

5.まとめ(5分)
 アサリは調理されるその直前まで生きた新鮮な食材であり生物。
 じつは生態系の中では、海中の砂を浄化するなど働きももっている。
 普段口にしている食材も、面白い生物だったりする。

※年齢によって内容・時間は調整します
対象者


参加人数 30人程度
実施場所 小学校、中学校、公民館等
実施時期 いつでも
所要時間 約60分(年齢によって調整します)
使用する機材等 アサリ、塩水、ピンセット、バット、アサリを茹でる鍋、お湯、筆記用具、救急箱
必要経費 アサリ代 100〜150円程度/1人
注意すること ピンセットの使用。
茹でたアサリに含まれるお湯での火傷。
観察した後のアサリを食べない。
参加者の感想など
講師から一言 普段なにげなく食しているアサリでも、観察してみると、一通りの構造を持ち、生態系の中にも組み込まれた、れっきとした一つの生きものであることがわかります。