補助金/助成金の獲得事例(2)  『地球村』高知

団体紹介

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「美しい地球を子どもたちに」残したいと、グリーンコンシューマの増加を目的にさまざまな
活動をおこなっています。
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使った補助金/助成金

平成26年度高知県豊かな環境づくり総合支援事業費補助金
市町村等又はNPO等が、環境の保全と創造に関する地域の課題を解決するために実施する事業を総合的に支援する補助金。

補助金/助成金を受けて実施した事業の内容

小学生を対象とした生ゴミダンボールコンポストの体験学習

高知学園高知小学校にご協力いただき、2、4、6年生を対象に生ゴミダンボールコンポストの体験学習を実施しました。

子どもたちに、ゴミが土に戻る事実を教えたい

花も野菜も元気に育つ堆肥ができるのに廃棄される生ゴミ。焼却場では石油を掛けて燃やされるなんて本当にもったいないことです。循環型社会のために生ゴミが土になり肥料になる事実を体験学習してもらえば、少しは子どもたちの意識に残るかなと考えました。
ダンボールコンポストにお弁当の残りや、家庭から持ってきてもらった生ゴミを入れて堆肥化した結果、3ヶ月分の生ゴミ103kgが肥料になり、200kgのCO2削減になりました。

補助金/助成金獲得のポイント

環境活動支援センターでブレインストーミング

補助金を受けよう、と決めて、まずは、えこらぼに相談しました。
当初私が考えていたのは、町内会などで20人ぐらいを集めてダンボールコンポストを配り、それぞれの庭で花を咲かせてもらえればいいかなぁというものでした。しかしえこらぼでいろいろと話をしていると、「それもいいですが、環境教育、緑化学習の一環にもなり、成果がよくわかる学校での実施はどうですか?」というアイデアがでてきました。高知小学校は給食でなくお弁当なので、学校で残渣を処理できるし、学校菜園もあり、コンポストに取り組む条件が揃っています。話を持ちかけると、校長先生も快諾してくださり、補助金も獲得でき、無事実施することができました。
いざ実施してみるとお弁当を食べ残す子どもは少なく、結局家庭から生ゴミを持ってきてコンポストに入れることになりました。しかしそれが却って家庭への波及効果につながったと思います。

申請書は念入りにチェック

補助金申請書を作成するときも、えこらぼに相談しました。申請書類には県の様式があるので、正しく記入できているか、要点をきちんと説明できているかなど、提出前にチェックしてもらって仕上げました。申請書の作成には何日かかかりましたが、自分がしたいことをやっているので、全然しんどいとは思いませんでした。

これから補助金/助成金にチャレンジする団体へ一言

視野を広げるためにも相談することが大切

自分が何かやりたいという強い想いがあるときは、何よりまずこういった活動に詳しい人に相談してみることだと思います。いろいろ話し合っている内にアイデアが広がり、補助金を申請するためにもっといい別の活動方法もあると気づくこともあります。