生物標本の収蔵問題を考える〜国内の先進事例を参考に〜(2/20,2/21)

高知県をはじめ全国各地の生物資料収蔵場所の不足が顕著となっており、用途目的を
異にする廃校等が保管場所にあてられる事例が多くみられます。
そうした現状を踏まえ、資料本来が、適切な環境の下にあるべき施設や管理体制などの
検証を通して、現在置かれている県内外の自然系博物館の現状と課題を参加者と共有し、
今後の自然系資料の保管や活用のあり方について議論し、展望を開きます。

■研究会
◇日時:2024年2月20日(火)13:00〜16:30
◇場所:オーテピア4階研修室・集会室(高知市追手筋2-1-1)
◇主なプログラム
・基調講演「栃木県立博物館の新収蔵庫棟建設に至る歩み」
     講師 林 光武氏(元栃木県立博物館)
・シンポジウム「これからの生物標本の保管・管理・活用を考える」
 (1)「高知県における自然史標本の現状」
  演者 谷地森 秀二氏(こうちミュージアムネットワーク)
 (2)「高知県立牧野植物園における生物標本の現状と課題」
  演者 藤川 和美氏(牧野植物園)
 (3)「徳島県立博物館における資料収集・保存の現状」
  演者 長谷川 賢二氏(徳島県立博物館)
・意見交換
■見学会
◇日時:2024年2月21日(水)10:00〜11:30(見学会)
◇場所:高知県立牧野植物園(高知市五台山4200-6)
◇内容:収蔵庫見学 ※現地集合・現地解散

■対象
全日本博物館学会員及び博物館に関係する学芸員、行政職員、研究家、自然や生物に
興味がある一般市民
■参加費
講演、シンポジウムは無料、牧野植物園見学会は入場料730円が必要です。
■参加申込み
2月14日(水)までにGoogle formsでの申し込みをお願いします。
https://forms.gle/QdxuiHVbHDaReiLH7
※見学会のみの参加も可能です。
■主催:全日本博物館学会
■共催:こうちミュージアムネットワーク 高知みらい科学館
■詳細・チラシダウンロード
https://museology.jp/archives/1903

■問合せ
zenpakugyoji@gmail.com(全日本博物館学会 行事担当)