学習プログラム 詳細情報

所属:氏名 はぐくみプロジェクト 畑 早穂子、村越真由加
プログラム名 ミジンコにズームイン!
学習のねらい 身近にいる小さな生きものに興味を持つ。
観察する面白さや、さまざまな器官が備わっていることを知る。
おすすめポイント 国立科学博物館開発のミジンコペーパーモデルを作成することで、工作しながら立体的にもミジンコをとらえることができる。
活動の分野
学習の方法

プログラムの内容 1.この水の中には何がいるだろう?(8分)
 実施場所付近もしくは持ち込んだ池・水田の水を観察し、何かいないか探してもらう。

2.ミジンコの紹介(5分)
 今回は「ミジンコ」を取り上げることを説明し、ミジンコを知っているか、
 見たことがあるか等を質問する。

3.ミジンコの観察(12分)
 虫眼鏡を使用して、体内がどうなっているか観察してもらう。
 拡大図を見ながら、口・手・目・尾はどこかなど質問する。
 解答しながら生態・形態を説明する。
 エサを与えて、摂餌や消化の様子を観察する。

4.ミジンコをつくってみよう!(30分)
 国立科学博物館著作のミジンコペーパーモデルを各自作成する。
 ※複製・作成の許可は取得済

5.まとめ(5分)
 小さくても体のつくりは一人前。普段目にする生きものと同じように
 さまざまな器官や、生きる工夫がある。
 発見した後は、体の中までじっくりのぞくと、その生きもの独特の特徴が見つかる。
対象者


参加人数 約30人
実施場所 学校、公民館等
実施時期 春〜秋(教室の水槽などにミジンコがいる場合は冬季も可)
所要時間 約60分
使用する機材等 虫眼鏡、生体、ミジンコのエサ、ミジンコを拡大した図、ミジンコを入れる水槽、ペーパーモデルをコピーした
必要経費 工作に伴う材料費、ミジンコのエサ代 100〜150円程度/1人
注意すること 虫眼鏡の取扱い(破損に伴うケガ)、工作の際のケガ
参加者の感想など ペーパーモデルでミジンコをつくると、目や触覚などの配置がよくわかり、意外と可愛くなかったなどの感想が聞かれます。
講師から一言 ミジンコを立体的に作ってみると、教科書や図鑑で見るだけの平面的なミジンコと違う、よりリアルな姿でとらえることができ、新鮮で面白いです。